コリント教会の人々は「わたしはパウロにつく」、「わたしはアポロにつく」と言って分かれていたようです。人にとらわれ、もっとも大切なことが見えなくなることはいつの時代にもありがちな姿です。
しかし、パウロとアポロは福音宣教のために、「力を合わせて働く者」です。他の聖書では「同労者」、「協力者」と訳されているように、一緒に苦労し、補い合っていく関係、ずばりそれが教会ではないでしょうか。
教会につながっている者たちは、イエスさまに従う、そして人をイエスさまに向かわせていくための同労者です。人に従ったり、人を自分に引き寄せることより、主にあって結ばれていきたいものです。
体は一つですが、各部分は違う働きをしています。それぞれの部分がしっかりしてはじめて体全体の調子はよくなります。コーラスで各パートが自分の音をブレないように出してはじめて素敵なハーモニが生まれるのと同じではないでしょうか。
教会の福音宣教は一人の業ではありません。イエス・キリストにつながっている一人ひとりが、互いの足りないところを補い合い、良いところを伸ばし合って歩む一つの共同体です。
2年余り議論を重ねてきたミッションステートメント(教会の約束)作成が大詰めを迎えています。神のために力を合わせて働く私たちのビジョンを言葉に表して共有しつつ、福音宣教に励んでいきましょう。